前回の続きです。学校で最近おきたことを少しご紹介しますね。
子どもたちに、朝の読書タイムで「はるのゆきだるま」というお話を読み聞かせしました。
冬、子どもたちが、山の中に作った雪だるま。
雪だるまは、ひとりぼっちで過ごしていました。
ある日、春を探しに行くという、森の動物たちの話を聞きます。
動物たちは、雪だるまにお土産を持って帰ってくることを約束して、山を下りていきます。
春を待つ雪だるまは、もう寂しくはありません。
小鳥の声を聞いて、「ああ、ここにも、もうはるがやってきたのかなあ。」と、
嬉しくなっていました。
春を見つけた動物たちが戻ってきたとき、
雪だるまは、もう溶けてしまっていました。
お土産を持ってきた動物たちは、泣きながら雪だるまのあとにお土産を置きました。
月日が経ち、動物たちは、雪だるまのあとに咲いたたくさんの白い花を見つけました。
少し悲しいお話だったなあと感じつつ、子どもたちに、
「ねえ、みんなだったら雪だるまさんに、どうしてあげたいと思う?」
と、問いかけてみました。
しばらくみんな、うーんと考えていましたが、そのうちKさんが、こう言いました。
「隣にもう一個、雪だるまを作ってあげたらいいよ。」
いつも誰にでも笑顔で接することができるKさん、
「ひとりぼっちにしちゃだめ」という、優しい気持ちから出た発言だったのでしょう。
子どもたちには、
「優しい」という言葉を知っているだけでなく、
実践できる子になっていってほしいと願っています。